鮎沢クラブは、1981年に創部された伝統ある9人制バレーボールチームです。
若手チームの鮎沢クラブ、40歳以上マスターズチームの鮎沢クラブGⅡ、50歳以上ヴィンテージチームの鮎沢クラブMBX、60歳以上ヴィンテージチームの鮎沢クラブJBで構成されており、現在4世代のチームが各世代での全国大会を目指し日々活動しています。
鮎沢クラブは、御殿場市を中心とした19歳から43歳のメンバーが所属し、週2日の練習に取り組んでいます。
御殿場市や東部地区の大会を中心に活動を続けてきましたが、15年前くらいから全国大会を目指すため、静岡県バレーボール協会に登録し活動範囲を広げました。県登録当初は県大会の1試合目で負けることが続きました。そのチームが今では県予選を突破し、2年連続東日本大会に出場(ベスト8)、その他の県大会でも上位成績を収めるチームに成長することがきました。しかし、クラブチーム日本一を決める「全日本9人制バレーボールクラブカップ男子選手権大会 静岡県予選」だけは、優勝することができず全国大会出場の機会を逃していました。
ここ数年メンバーの意識改革を行い、埼玉・栃木・神奈川・長野・山梨へ遠征に出向き、メンバーの技術力向上と、強豪チームに対する試合の向き合い方を学んできました。現在のチームは世代交代を繰り返していく中でベテラン勢の知識・経験や技術に加え、若手メンバーの機動力が活かされるチームへと進化しています。
そしてこの度、5月に開催された「全日本9人制バレーボールクラブカップ男子選手権大会 静岡県予選」にて優勝し、鮎沢クラブ長年の目標であった創部以来初の全国大会出場権を獲得しました。コロナ禍での限られた練習時間ではありましたが、初タイトル獲得に向けた厳しい練習に加えハードなスケジュールをこなしがらも、メンバー一丸となって努力を続けた結果だと思います。相手コートに優勝を決める21点目のボールが落ちたときは、大きな感動を味わうことができました。また、チームを知るたくさんの方々から祝福していただきました。
全国大会は新型コロナウィルス感染症の影響により中止となりましたが、「御殿場市から全国へ!」この目標を達成するため来年の出場権獲得に向け引き続き努力をしていくとともに、バレーボールができること・支えてくれている方々に感謝しながら「結果で恩返しできる鮎沢クラブ」で在り続けたいと思っています。
今後とも応援よろしくお願いいたします!! 【文:鮎沢クラブ主将 長田 真人】