平成26年6月27日(金)から29日(日)にフランスのシャモニーでひらかれた、山岳マラソンの世界選手権に滝ケ原自衛隊の宮原 徹さんが出場し、みごと5位入賞に輝きました。
「スカイランニング選手権に参加して」
日本山岳協会から派遣選手として参加しました。この大会は4年に一度開催され、1か国2名・世界ランキング100位以内からという厳しい参加基準の中から選出されます。私は標高差1000M登りの速度を競うバーディカルキロメーターという競技に参加しました。
試合当日は、事前の調整事項も巧く流れ、非常に落ち着いていました。試合会場は大型ビジョンによるライブ映像、派手はアナウンス等、以上な盛り上がりでヨーロッパのトレイルランニングの認知度・成熟度の高さに少々驚きを隠せませんでした。
一般参加のレースが終了し、いよいよ世界選手権がはじまります。出場選手が1人づつ紹介され30秒間隔で出走していきます。私は、とにかく最初から全力で走り、ひたすら前の選手を追いかけました。ゴール後のことはよく覚えていません。とにかく全力を出し切りました。
後半の速い選手がゴールするたび自分の順位が下がっていく様子がビジョンにうつしだされ少しえきへきしましたが、最終結果でギリギリの5位入賞が確定し、本当にホッとしました。しかし、トップ選手からは1分40秒近く離され力の差を痛感させられましたが、課題も対策もみつかり今後に向けての確かな手ごたえも感じました。
今回、大会参加にあたり、駐屯地協力団体の皆様をはじめ多くの方々のご理解・ご協力・ご支援のおかげでこの貴重な経験を積むことができました。この経験を後輩育成また、次回のレースに活かしたいと思います。
宮原選手は普段から山が好きで、趣味はキノコ狩りだそうです。
8月3日におこなわれた富士登山駅伝競走大会でも5区区間賞に輝きました。
今後の活躍も期待しています(^_^)